栄養バランスのとれた食生活を心がけよう
5大栄養素をバランスよくとること
メタボも痩せすぎもNG
多くの人は「メタボリックシンドローム(メタボ)」という言葉を聞いたことがあると思います。メタボまたはその予備軍は、中高年男性の2人に1人、女性の5人に1人いるといわれています。メタボになると動脈硬化が進行し、心臓病を発症するリスクが高まります。それだけでなく、肥満による体重増加は腰や膝への負担が大きくなり、ロコモを引き起こす要因にもなるんですよ。また、痩せすぎもよくありません。無理なダイエットや食欲不振によって栄養が不足することで、筋肉や骨の量が減ります。特に若い女性は極端なダイエットをする傾向にあるので注意してくださいね。ロコモ予防のためには太りすぎも痩せすぎもダメなんです。
どんな食事がいいのか
では、バランスのいい食事とはどういったものでしょうか。食事で重要なのは「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」の5大栄養素をバランスよくとることです。これらは運動器の機能を維持するために欠かせない栄養素です。この5大栄養素を毎日3回の食事でとっていきましょう。食事は大体「主食(米やパンなどの炭水化物)」「主菜(メインのおかず)」「副菜(サブのおかず)」の3つから成ります。これらを揃えながら、果物や乳製品を組み合わせることで5大栄養素をバランスよくとることができますよ。
トータルで考える
毎日3回しっかり食事をとるのが難しい人もいるでしょう。朝は忙しくて時間がないということであれば、パンに果物や牛乳を加えるだけでも大丈夫です。1食の中で主食、主菜、副菜を揃えられない場合は、1日の食事の中で揃えればいいのです。それも難しいなら、1週間の中で揃えるようにしてみてはいかがでしょうか。無理なく続けるためにはトータルの期間で献立を考える工夫も必要ですよ。以下に献立を考える際に役立つサイトを紹介しますので参考にしてください。
正しい生活習慣で楽しみながら食事をする
不規則な生活習慣はどの世代においても健康障害を引き起こすリスクが高まります。そのため、生活習慣が乱れている人は今のスタイルを改善するところからはじめましょう。最近は高齢者の栄養不足が問題視されています。年齢を重ねると食が細くなるので、食事以外にもおやつの時間を設けて不足した栄養素をとるようにしてみましょう。
また、食事をしたくなるような工夫も必要ですね。献立に変化をつけたり、季節の食材を使ったりして食卓を彩ってみましょう。親しい人や家族と一緒に食事をしたり、時には外食を楽しんだりするのもいいですね。
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