ロコモ予防ができても離職率が高い施設は避けよう

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どんな職場が危険なのか

介護業界で転職する際に注目すべきなのが離職率です。離職率の高い職場はブラックな環境である可能性が高いので注意しましょう。
介護業界の労働環境や待遇は年々よくなっていますが、細かい内容は施設によって異なります。施設見学をした際に、あきらかにスタッフの数が足りていないような職場は離職率も高いでしょう。利用者の数に対してスタッフの数が少なすぎる職場が劣悪な環境であることは容易に想像できますね。給与が高すぎる職場も警戒してください。スタッフがすぐに辞めてしまうので、給与を高く設定して人材を募集している可能性がありますよ。

残業代や手当に関する記載

求人を見た際に残業代や手当に関する記載がない場合も危険です。給与や待遇が事前に聞いていた内容と違う場合も、当然ながら離職者は多くなります。ただし、残業がある＝離職率が高いわけではないことを覚えておきましょう。残業がある職場は介護業界に限らず珍しくないですよね。問題なのは、残業した分の手当がきちんと支給されるかどうかです。面接などで質問した際にあやふやな回答をされた場合は注意してくださいね。
また、採用担当者の態度にも注目してください。面接の段階では、あくまで応募者は外部の人間です。外部の人間に対して高圧的な態度をとるようなスタッフがいる職場はまともじゃありませんよ。人間関係も悪い可能性が高いでしょう。現場で働いているスタッフの対応にも注目してください。施設見学の際にすれ違うスタッフに挨拶をしても挨拶が返ってこない、あるいは笑顔がないような職場は危険です。労働環境に問題があり、スタッフ同士のコミュニケーションが上手くいっていない可能性が高いですよ。

清潔に保たれているか

施設内の共有スペースがきちんと清掃されているかどうかもチェックしてください。スタッフの負担が大きく余裕がない職場は清掃を後回しにする傾向があります。清掃が後回しになるほど忙しい職場は、当然ながら離職率も高いです。清掃が行き届いていない施設は、感染リスクも高まります。高齢者を安全にサポートする環境が整っていない施設で働くのはリスクが高く、やりがいも感じられないでしょう。一方で、古い施設であっても照明が明るく清潔に保たれていれば問題ないといえますね。
なお、こういった職場環境は施設見学で直接確認できますが、転職エージェントにも相談してみましょう。転職エージェントは定期的に職場訪問を行っているので、サイトに掲載していない情報も教えてくれますよ。