ロコモって知ってる?

テストでロコモ度を調べる

ロコモを知ろう! これからの介護予防で重要となる「ロコモ」について

ロコモ度テストで調べてみよう

自身の移動動作をチェックしよう


立ち上がりテスト

立ち上がりテスト

まずは「立ち上がりテスト」で脚力をチェックします。片脚または両脚で決まった高さから立ち上がれるかを確認するものです。使用する台の高さは40㎝、30㎝、20㎝、10㎝の4種類で、両脚→片脚の順で40㎝の高さからはじめます。40㎝の台に両腕を組んだ状態で腰かけて、両脚は肩幅くらいに広げてくださいね。床に対してすねを70度にして、反動は使わずに立ち上がって3秒キープ。これができたら次は片脚でやります。この時上げた足の膝は軽く曲げてくださいね。これも反動を使わずに立ち上がって3秒キープです。成功したら10㎝ずつ台の高さを低くしていき、片脚で立てなくなったら失敗で、両脚で立ち上がれるところを測ります。その結果、どちらかの片脚で40㎝の高さから立ち上がれない場合はロコモ度1、両脚で20㎝の高さから立ち上がれない場合はロコモ度2となります。

2ステップテスト

歩行能力をチェックするのが「2ステップテスト」です。スタートラインを決めて両脚のつま先を合わせます。その後大股で2歩歩いて両足を揃えてください。2回行い、歩幅が広い方を採用します。そして「2歩幅(㎝)÷身長(㎝)」で算出した数値が「2ステップ値」です。この2ステップ値が1.3未満だとロコモ度1、1.1未満だとロコモ度2です。なお、両脚を揃えた際にバランスを崩した場合は失敗となるので測り直してくださいね。2歩分の歩幅はスタートラインから着地点のつま先までの距離となります。

ロコモ度について

ロコモ度1は移動機能の低下がすでにはじまっている状態で、筋力やバランス力が落ちています。ロコモ度1の人はロコモ予防のための運動を習慣づけなければなりませんよ。運動だけでなく、たんぱく質やカルシウムなどの栄養素を含んだ食事を積極的にとることも大切です。
ロコモ度2は移動機能の低下が進んでおり、非常にリスクが高い状態です。すでに痛みが生じている場合は運動器疾患を発症しているかもしれないので、整形外科を受診しましょうね。

さっそくテストしてみよう

立ち上がりテストや2ステップテスト以外にも、25項目の質問に答えて生活状況をチェックする「ロコモ25」といったテストもあります。それぞれのテストを正確に実施することで自身の状態を把握することができるので、この機会にチェックしてみましょう。
ロコモ度を調べるテストについて細かい内容やチェックシートなどを紹介しているサイトがありますので参考にしてくださいね。

ロコモ予防に興味のある人へ

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